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「ちかえもん」第1話感想とストーリー。笑える時代劇、オススメです!

      2017/01/28

脚本家で俳優の松尾スズキさんが主演のNHK木曜時代劇『ちかえもん』の第1話目が放送されました!

誰もが知っている近松門左衛門が主役で、1703年に発表された浄瑠璃「曽根崎心中」ができるまでを面白おかしく、人情味溢れて描かれているコメディ時代劇です。

45分弱の放送中、何度も声出して笑ってしまうほど、私にとってはツボのドラマ。

今回は、『ちかえもん』の第1話目の感想とストーリーをまとめたいと思います。

普段時代劇観ない方も、絶対楽しめますよ!!

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ちかえもん第1話『近松優柔不断極』感想とストーリー

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こんなおもしろい娯楽時代劇は初めてです!!

冒頭は、元禄16年5月時点で『曽根崎心中』の浄瑠璃公演を成功させているシーンから始まります。

ナレーションも近松(以下:ちかえもん)がやっているんですが(これもまたしつこくておもしろい!)、それとは別にちかえもんの「心のぼやき」が其処彼処に出てきて、その時の表情も面白くて終始笑いを誘います。

松尾スズキさんってこんなにかあいらしい人だったんですね♡←ってハート付けたくなるくらい、可愛いです。笑

なんとも言えない表情が秒刻みで変わるのが、私の笑いのツボを刺激します。

ちかえもんが大阪の夜道を歩く時に流れていたBGMも、自分で歌うフォークソング(「大阪で生まれた女」の替え歌)だったり、普通の時代劇では観れないモノがたっぷり観て楽しめますよ!!

元禄時代のシナリオライター・近松門左衛門

1話目の題名が「ちかまつゆうじゅうふだんのきわみ」ですからね、そりゃーたっぷり優柔不断っぷりを拝見できました!笑

越前の武家に生まれた、本名信盛(のぶもり)のちかえもんは、戦国時代も終わり次男だった事もあって、浄瑠璃作家となった。

しばらくして、歌舞伎役者の坂田藤十郎に出会い歌舞伎を書いて欲しいと頼まれ、彼のためだけに書いていたが、藤十郎が病に倒れ舞台に立てなくなってから、改めて浄瑠璃作家に戻り当時お世話になっていた竹本座に出戻った(めっちゃ嫌な顔されてた…)。

元禄16年のちかえもん50歳。

褒められたい、愛されたい、ちょっと面倒くさいおっさんでした。

竹本座の金主・平野屋忠右衛門をはじめとする人々は、松尾芭蕉を「芭蕉」、井原西鶴を「西鶴」と名前で呼ぶのに対し、自分は「近松〜」って名字で呼ばれる事に焼きもち焼いちゃったり。

長年、語り手をやってくれている竹本義太夫には、褒めてもらえず怒られてばっかりですねちゃったり。

だから、ちょっと褒めてもらえると図に乗っちゃう、めちゃくちゃ優柔不断で小さいおっさんです。

そしてただ今絶賛スランプ中。

正月公演したけれど、新年からやる演目じゃないと酷評され、そのうち観客の数よりも人形の数の方が多いほど閑古鳥が泣き、しばらくすると打ち切りにされてしまったり。

妻にも逃げら、お金もないけど、天満屋(元禄時代のキャバクラ)でのお遊びが止められないちかえもんなのであります。

第1話のストーリー

万吉との出会い

時は元禄16年(1703年)。将軍・徳川綱吉の時代。

綱吉はお犬さまだけではなく孝行する事を好み、選ばれた者は褒美がもらえるほど、世は空前の親孝行ブーム。

食べると親孝行になるという”孝行糖”という飴売りまで出てくるほど(いつの時代も、いろんな商売がありますね〜)。

スランプ中で親孝行すらろくにできないちかえもん。ある日”孝行糖”とは真逆の、不孝行を叫ぶ”不孝糖”を売る万吉という男と出会う。

ちょっと変わった万吉に絡まれ一度は追い払うも、大坂・新地にある『天満屋』で再会してしまった。

黒田屋九平次の計略とは??

ある日、天満屋で油売りをしている黒田屋九平次に声をかけられたちかえもん(ちかえもんの滞った支払いもしてくれた)。

これから新しい歌舞伎小屋を作る計画を立てていると聞き、ぜひ座付き(ひとつの”座”に専属で付いて書くこと)になって欲しいと懇願される。

最新の浄瑠璃が打ち切りになり義太夫に冷たくされてすねちゃってたから、九平次にヨイショされて気分良く一度は快諾するも、小さい頃から浄瑠璃作家になりたかったという事を思い出し、断る。

すると九平次が豹変。無理矢理承諾させられそうになっていた時に、万吉がやって難を逃れた。

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唐土の王祥って?

ちかえもんが母・喜里に「鯖が食べたい!」とごねられるシーンで出てくる『唐土の王祥(もろこしのおおしょう)』というお話。

唐土(中国)に王祥という男がいて、母親に魚が食べたいと言われ獲りに行くんだけど、季節は冬で川には氷が張っている。

母を思って裸になり川に寝そべると、体温で解けた氷の亀裂から魚が飛び出してきて、母親に持ち帰り食べさせることができたって話です。

この話は、実在する中国の『王祥が孝感の鯉』という故事のひとつです。

親孝行ブームの最中、そんなそぶりも見せないちかえもんに呆れ、越前に暮らしていた時に食べていた鯖を、旬でもない冬に獲って母に食べさせようとするくらいの気持ちを見せろという、喜里の気持ちをこの故事に例えてるんですね。

物語の終盤、この故事の通りに鯖を獲ってきちゃう万吉って、天然さん?それとも計算してる?

まとめ。第2話はどうなる?

最後の最後まで笑いが絶えない時代劇にはなると思いますが、『曾根崎心中』の元になるような現実がこれからの回に待っているとなると、ちょっと悲しいシーンとかもあるのかな?

でも第2話ではまだないか。

万吉との約束通り、ちかえもんは不孝糖売りになるのかな?

あー早く次が観たいです!

あ、ちなみにドラマ名でもある「ちかえもん」とは、万吉がなかなか近松門左衛門という名を覚えられず付けた呼び名です。

自分だけ名字で呼ばれる〜と拗ねていたくらいなので、「かいらしいニックネームで呼んでくれた…♡」って一瞬嬉しそうな顔をした、近松門左衛門なのでした!笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!