白菜と豚肉は買いすぎてもいい!
2020/05/05
1年で最も寒く、霜が降るぐらいの冬に甘みを増す白菜。
約95%は水分でできているみたいです。おかげで便秘や発熱、口の渇きなどに効果があるようです。
水分が多い野菜だけど、カリウムが豊富に含まれているから、体内から余分な水分を排出してくれる効果もあって、むくみやすい人には最適な野菜みたいです。
お隣の国、韓国でも白菜はなくてはならない野菜。
12月に入ると、大量の白菜をキムチに漬ける『キムジャン』という行事。
もうそれはそれは一大イベントのひとつで、お嫁さんは会社を休んで、嫁ぎ先のキムチを作るご家庭もあるのだとか。白菜のキムチだけでも、何種類もの漬け方をするそうですよ。
韓国に何度か訪れるようになってから、白菜のキムチは、ちょっと発酵されて、酸味が出た古漬けが好きになりました。日本でもあえて、賞味期限が古いものを買います。
その古漬けで作る、『豚肉のキムチ煮』。韓国では『キムチチム』と言います。
豚のかたまり肉を香味野菜でやわらかく煮込み、最後にキムチを入れてさらに煮込むんです。
辛さはお好みで。あと引く美味しさですよ。
日本でも、『豚バラ肉と白菜のミルフィーユ』は、CM効果もあって、定番になりましたね。
淡白な味の白菜はもともと、どんな食材にも、味付けにも合うのですが、中でも豚肉との相性は、本当にぴったり!
台湾で食べた、『酸菜白肉鍋』という鍋料理にも感動したんです。
発酵した白菜、豚バラ肉や高野豆腐、数種類の野菜が入って、好みのタレを作って食べるんですが、これが本当に美味しかった!
photo credit: 挺不賴的酸菜白肉鍋 via photopin (license)
台湾での発酵した白菜の作り方がわからなかったのですが、日本で再現しようと、ある時はできた鍋の仕上げに酢を入れてみたり、ある時は白菜を酢漬けにしてみたり、でも思った味にはならなかったんです。
で、思いついたのは、白菜の漬物。
キムチのように、あえて古めのものを買って入れてみたら、一番近い味になりました。
ぜひ、みなさんも作ってみてくださいね!