春の大型連休(ゴールデンウィーク)の後半にある国民の祝日といえば、こどもの日ですね。
旅行中という方も多い中、こどもの日を日本の大切な行事としてお祝いされる方もいるのではないでしょうか。
「こどもの日」という祝日名がつけられていますが、これは女の子も含まれるのかな?と素朴な疑問が浮かび上がりました。
またこどもの日には、男の子がいるご家庭では、鯉のぼりをあげると思いますが、これもなんで、コイなのかご存知ですか?
この疑問、無邪気な子どもたちに聞かれても、ちゃんと答えてあげる自信がないかも…。笑
今回は私と同じように「確かにそういえば…」と感じている方のために、こどもの日についてまとめたいと思います。
こどもの日は男の子だけのお祝いなの?
結論からお話しすると、こどもの日とは子どもの健やかな成長を願う日のため、男女の区別はありません。
こどもの日の別名が「端午の節句」で、男の子の祝い行事を行う日にもなっているため、こどもの日=男の子の日というイメージが根強くなったようですね。
端午の節句も、元は季節の邪気払いをする行事として始まったもの。
5月5日のこどもの日あたりは、天候も良く、過ごしやすいので、家族みんなの無事を喜んで、みんなで楽しめる日として過ごすといいですね。
どうして鯉のぼりをこどもの日にあげるの?
始まりは戦国時代。
武家では、男の子が生まれると家紋のついた幟【のぼり】をあげて祝う風習があったとか。(あー、確かに時代劇を観ていると、戦の際、幟や吹き流しには家紋が描かれていて、それが軍の目印にしてますよね!納得!!)
それを観た庶民が、自分たちもやりたいなぁと始まったのが、鯉のぼり。
「鯉が川を登って龍になる」という中国のことわざや、また鯉には立身出世(りっしんしゅっせ)の意味があることから、飾るようになった言われています。
折り紙で鯉のぼりを作ろう!
鯉のぼりの意味がわかったところで、こどもの日にはお子さんと一緒に、折り紙で鯉のぼりを作ってみるのはいかがでしょうか。
キレイな和紙の折り紙を使って作ると、より本格的に見えますね!
折り方も、難しくはないので、お子さんの達成感にも繋がると思います。
江戸時代の鯉のぼりは、和紙で作ったものを軒先に吊るしている家庭が多かったとか。
ちりめん素材の生地で鯉のぼりを、お子さんのために作ってあげるのも、喜ばれると思います!
お弁当で鯉のぼりを作ろう!
せっかくの連休中、お天気がいいなら、こんな素敵なお弁当を作ってあげて、ピクニックに行くのもいいですね♡
サンドイッチ作りなら、おこさんにお手伝いしてもらうこともできるかも。
こどもの日の思い出作りにもぴったりです!
まとめ
いかがでしたか。
- こどもの日は、男の子のためだけでなく、子ども全体の成長を祝う日として使ってOK!
- 立身出世のシンボルである鯉を、のぼりにしたのは江戸時代頃。子どもを思う親の気持ちが表現されています!
ぜひお子さんにも教えてあげて、後世続く行事として残していきたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!