カフェラテとカプチーノの違いは?どちらが甘いの?
2019/01/06
コーヒーショップやカフェに行くと、必ずあるメニューの、「カフェラテ」「カプチーノ」「カフェオレ」。
一見、見た目が似ている3種のコーヒーメニューですが、「カフェラテとカプチーノの違いってなに?」と尋ねられると、うまく答えられない時ってないですか?
カフェが身近な存在になっているからこそ、改めて聞きづらくなっちゃってるけど、実はよく知らないことってあると思います。
この3種類のコーヒーについて、わたしなりにまとめてみました。
わたしが感じる主観も混じっていますので、ご参考までにどうぞ。
Contents
カフェラテとカプチーノの違いって?
まずはカフェラテとカプチーノ。
両コーヒーとも、エスプレッソとミルクで作られていて、原材料は同じなんですね。
じゃあ違いってどこで見極めるの?という疑問に対しては、コーヒーの上にのっている泡のミルク(以下フォームミルク)量の違いだと私は思っています。
コーヒーの上にのっている泡のミルク量の違い

donterase / Pixabay
簡潔に言ってしまうと、上にのっているフォームミルクの量の違いがラテとカプチーノです。
カフェラテは、エスプレッソに温めたミルク(以下:スチームミルク)がたっぷり入っているものです。
作成時は、フォームミルクを作る量を少なめにしてスチームをし、カップに注ぐことが多いようです。
カプチーノの場合は、ラテに比べてフォームミルクを多めに作りながらスチームし、フォームミルクとスチームミルクをしっかり混ざり合っている状態でカップに注ぐことが多いようです。
時間が経つと、スチームミルクと泡のミルクが上下に分かれ、半分ずつ入っているような状態になっているのがカプチーノです。
重さを持ってみても、ラテの方が重く、カプチーノの方が軽く感じると思います(マグカップなどに入っていると、分かりにくいですけどね。汗)。
同じ原材料でできているラテとカプチーノですが、もちろん味も変わってきます。
これは私の注文の仕方ですが、スチームミルクがたっぷり入ったラテは、エスプレッソの味よりもクリーミーなミルクをしっかり感じたい時に注文します。
エスプレッソのビターな味を堪能しながら、ふわふわの泡のミルクを食べたい!という時はカプチーノ注文します。
カプチーノの方がビターな仕上がりになるのは、エスプレッソはフォームミルクは色づく程度にしか混ざらず、そのほとんどが、スチームミルクと混ざっているからです。
ラテよりもスチームミルクの量が少ないカプチーノの方が、ビターに仕上がりますよね!
カフェラテとカプチーノってどちらが甘いの?

Unsplash / Pixabay
飲み物に入っている甘さを気にする方もいると思います。
原材料が同じエスプレッソとミルクだけで作られている場合、甘味を感じやすいのはカフェラテの方です。
理由は、上記『コーヒーの上にのっている泡のミルク量の違い』で触れたように、スチームミルクの量の違いで、感じる甘味も違うと思います。
また、ミルクの種類(無脂肪や低脂肪、豆乳、アーモンドミルクなど)でも甘味の感じ方は変わってくると思います。
カフェラテとカプチーノのカロリーって?
カロリーチェックしながら飲み物を注文する方も多くいると思います。
ラテとカプチーノは同じ原材料でできているなら、サイズさえ同じならカロリーも同じかなと思いがちですよね。
コーヒーショップのカロリー表を参考にさせてもらいながら、調べてみました。
マクドナルド(詳細はこちら)
- カフェラテ:(S)170kcal (M)240kcal
- カプチーノ:(S)158kcal (M)240kcal
スターバックスコーヒー(詳細はこちら)
- スターバックスラテ:(S)148kcal (T)222kcal
- カプチーノ:(S)76kcal (T)114kcal
タリーズコーヒー(詳細はこちら)
- カフェラテ:(S)102kcal (T)134kcal
- タリーズカプチーノ:(S)103kcal (T)135kcal
ドトールコーヒー(詳細はこちら)
- カフェ・ラテ:(S)73kcal (M)93kcal
- カプチーノ:(S)67kcal (M)87kcal
注意:2016年9月現在のホットのカロリーです。レシピ変更などの際は変わることがあると思いますので、みなさまのご判断で、参考にしてみてくださいね。
カロリーもほとんどのコーヒーショップで、カプチーノの方がカロリーが低いことがわかりました。
お店のレシピによっても、泡の量やラテ、カプチーノの定義付けが違うのかもしれませんね。
私も調べてみて、勉強になりました!!
ラテ・カプチーノとカフェ・オ・レの違い

Unsplash / Pixabay
ラテとカプチーノの相違点がわかったところで。
では「カフェオレ」について触れていきましょう。
カフェオレにもラテやカプチーノと同じくミルクが使われていますが、明らかな違いは、エスプレッソではなくドリップコーヒーを使っていることです。
ラテ・カプチーノとカフェオレでは、コーヒーの抽出方法が違うんですね。
ラテやカプチーノに使われるエスプレッソは細かく挽いた豆に圧力をかけ、短時間で抽出して作ります。
ドリップコーヒーは、中挽きに挽いた豆を紙や布、金属製のフィルターなどを使い、お湯を少しずつ落としながら抽出します。
それぞれをブラックで飲んでみるとよくわかるのですが、エスプレッソは濃縮された少量のコーヒーに仕上がり、それに比べるとドリップコーヒーは薄く感じるかもしれません。
カフェオレを楽しむコツは、毎回違った種類のコーヒー豆を選びドリップすること。
カフェラテやカプチーノのように、毎回同じ味のコーヒー(ほぼエスプレッソ用のコーヒーを使用)ではなく、自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶことで、自分の好きなカフェオレを見つけることができますよ!
まとめ
いかがでしたか。
少しだけでも参考になっていただけると、嬉しいです。
実は「カフェラテ」の語源はイタリア語にあり、意味は「コーヒーミルク」。
「カフェ・オ・レ」の語源はフランス語にあり、意味は「コーヒーミルク」。
実は言葉の意味としては同じものでした。
各国に広がるコーヒー文化を紐解くのも面白そうですね!
私はこちらの方のブログを読んで、インスタントコーヒーにも興味が出てきました!
いろんなコーヒーを生活の中に取り入れて、楽しんでいきたいと思います♡